【フェアトレード】みんなでつくるコーヒー3種セット。各200g（豆）
オルタ・トレード・ジャパン（ATJ）は、
「民衆交易」という新しい価値観を実現しようという交易事業体です。バナナやエビというモノが動くことで、人と人が出会い、つながり、そこに共に生きるコミュニケーションが始まります。これがATJの民衆交易です。私たちは、フィリピンのネグロス島で、飢餓とたたかいながら子どもたちに人間らしい生活を残したいと頑張る人々に出会いました。そして、日本で「いのち・暮らし・自然を守る」ことをテーマに、消費者と生産者、南と北の共生をめざす人々に出会いました。その双方がつながったとき、共に生きるためのコミュニケーションが始まりました。お互いに理解し合うことでお互いが変わり、知恵と経験を出し合って協働することで、共に生きる地域社会の新しいしくみを創り出そうとしています。
ATJの民衆交易は、自然と人、人と人、南と北の共生が可能な社会のシステムを創造するコミュニケーションであり人間の経済活動です。このオルタナティブなモノと人のつながりは、ネグロス島から、フィリピン、インドネシア、東ティモール、そしてパレスチナへと世界に広がっています。ATJは、人と人の出会いを広げ、つながりを深めて、新しい未来を切り拓いていきます。
フェアトレードコーヒー
世界のコーヒーの大部分が小農民の手で栽培されています。私たちはイギリスのフェアトレード（公正貿易）団体「TWIN」との提携により、コーヒー栽培に適した環境を最大限に生かし、仲間と経験を分かち合いながら、コーヒーに携わる生産者協同組合と出会いました。これまで仲買人に販売していた生産者たちが共同でコーヒーを集め、加工し、出荷を担っています。一人ひとりの力が結集され、コーヒーを飲まれる人々へ自信を持って「おいしさ」をお届けします。
『みんなでつくるコーヒー』という名称には、生産者から輸入者（ATJ）、焙煎加工者、消費者まで、関わる人みんなで協力してつくり、味わうという気持ちが込められています。このシリーズの豆はすべて、イギリスのフェアトレード団体、TWINと提携して輸入しています。TWINは小規模生産者が市場に持続的にアクセスできるよう、中南米、アフリカにおいて27の生産者協同組合を支援しています。TWINの運営には生産者代表も参加し、「買い取り価格の最低保証」「収穫前の前払い」「長期的な安定契約」「フェアトレード奨励金」「有機栽培奨励金」といったフェアトレードの条件は生産者の暮らしの改善に寄与しています。ATJが現在取り扱っているのはペルー、メキシコ、タンザニア、ハイチ、ルワンダのコーヒー豆です。
ルワンダ / Rwanda
アフリカ中央、キリマンジャロ山に並ぶ緯度にあるルワンダ共和国。赤道直下のルワンダ北西部、ヴォルカン国立公園に隣接するキブ湖を囲む、標高1500～1900ｍの山脈で育てられたコーヒーです。豊富な雨量、水はけの良い火山灰土壌、そして寒暖の差が大きい環境は、良質なコーヒー豆をゆっくりと成熟させてくれます。ベルギーの統治時代に持ち込まれたコーヒーは植民地時代そして独立後も国の主要な外貨獲得の手段です。1994年の民族間の大量虐殺（ジェノサイド）以降、ルワンダ政府は貧困解消の手段としても、より一層力をいれています。
◆アラビカ種、水洗加工方式
タンザニア、ジェニュイン・キリマンジャロ / Tanzania, Genuine Kilimanjaro
アフリカ大陸で最初に設立されたとコーヒー生産者協同組合、KNCU（キリマンジャロ先住民生産者協同組合）のメンバーが、キリマンジャロ山麓で栽培した、本物の（ジェニュイン）キリマンジャロコーヒーです。小規模な生産者がバナナをシェイドツリーとし、他の作物と混植で栽培されていることが多く、KNCUは組合員の手で収穫、集荷、パーチメント加工、乾燥、脱穀まで丁寧に加工されたコーヒーです。
◆アラビカ種、水洗加工方式
ペルー・モンターニャ・ベロニカ / Peru Montana Veronica
ペルー中北部、高度4000ｍのアンデス山脈の峠をいくつも越えたキジャバンバ地方。地域に暮らすコーヒー生産者が眺め、そしてシンボル的な存在の山『モンターニャ・ベロニカ』から名づけました。生産者協同組合COCLAのメンバーが標高1500～188ｍの高地で栽培し、丁寧にハンドピックしたグルメコーヒーです。
◆アラビカ種、水洗加工方式
◇有機JAS認証取得（IMO）
