水出しコーヒーとアイスコーヒーの違いとは

「水出しコーヒー」と「アイスコーヒー」って何がどう違うの？とは、一度は思う疑問ではないでしょうか。

水出しコーヒーは「作り方」

「水出しコーヒー」は作り方、手法の呼び名で、別名「ダッチコーヒー」とも呼ばれています。
水出しコーヒーの器具は麦茶を作るような簡単なものから、昔ながらの喫茶店に置いてあるような業務用のものまで、様々な器具が存在しています。
コーヒー粉と水を使用し、じっくりと時間をかけてコーヒーを抽出する方法です。

水出しで抽出したコーヒーは温めても美味しく頂けますが、加熱により香味が変化することがあります。
氷を入れたグラスに注いでアイスコーヒーとして飲まれることが多いため、「アイスコーヒー」と混同されてしまうのではないかと思われます。

水出しコーヒーは「専用の器具」が必要

水出しコーヒーを作るには、「水出しコーヒー用品（器具）」を使用します。
準備するものは
・水
・水出しコーヒー用のコーヒー豆（粉）
　※極深焙煎、器具に合わせた挽き目
・水出しコーヒー器具（専用器具）
　※市販のパックと麦茶のボトルで代用可能
となります。

なお、水出しコーヒー器具は、市販のだしやお茶を入れるパック（粉が外に漏れ出ないくらい目が細かい物）があれば代用可能です。
ボトルはスーパーなどで販売されている麦茶を作るボトルで代用可能です。

水出しコーヒーご家庭で美味しいを楽しむための入門セット

シンプルで使いやすいデザインのハリオの8杯専用水出しコーヒージャグと、水出しコーヒー特有のまろやかな口当たりと適度な苦味が特徴のキリマンジャロベースの水出し用ブレンドの入門セット。
入門セットですが、器具は長くお使い頂けるかと思います。
コーヒー豆はご注文を頂いてから焙煎し、焙煎した日に発送をさせて頂きます。

アイスコーヒーは「飲み方」

「アイスコーヒー」はコーヒーの飲み方です（「ホットコーヒー」が対義語となります）。
上記でも記載のとおり、水出しコーヒーがアイスコーヒーとして飲まれることが多いため、呼び方が混同してしまったのではないかと思われます。

アイスコーヒーの楽しみ方

一般的には、焙煎の深いコーヒー豆を使用して濃く抽出したコーヒーを、氷などで冷やして飲むのが「アイスコーヒー」となります。

氷の入ったグラスやサーバーに入れると氷が解けてコーヒーが薄まるため、コーヒーは濃く抽出します（急冷式とも呼びます）
また、コーヒーを入れたボトルを冷蔵庫に入れて冷やす方法や、ボトルを氷水に浸からせて冷やす方法もあります。

抽出方法はハンドドリップや、前述の水出しコーヒー器具を使用するなど、様々です。

アイスコーヒー用品はこちら

ハンドドリップしたコーヒーを氷で急速に冷やす、ハリオの急冷式アイスコーヒーメーカーです。
水出しコーヒーは抽出に8時間以上かかるため直ぐには飲めませんが、急冷式のアイスコーヒーメーカーでしたらすぐにアイスコーヒーが楽しめます。
こちらは用品のみで、コーヒー豆は付いておりません（ご一緒にご購入いただくことは可能です）

水出しコーヒー関連で今読まれている記事

デカフェ（カフェインレス）の水出しコーヒーの作り方

ダブルウォールグラス特集